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				屋根塗装で遮熱・断熱性能を向上!塗料の仕組みとポイントもご紹介
 
 屋根塗装で人気の遮熱塗料・断熱塗料を徹底解説!
年々気温が上昇している夏をどう乗り切るか?
エアコンをつければ涼しくなるけど電気代が…
どうにも熱がこもってしまいがち…
もっとエコに夏を乗り切りたい
ちょうどメンテナンスの時期に差し掛かっている、数年後に塗装工事を考えているという方はぜひご覧頂き、遮熱・断熱塗料をご検討ください。
		
	年々気温が上昇している夏をどう乗り切るか?
エアコンをつければ涼しくなるけど電気代が…
どうにも熱がこもってしまいがち…
もっとエコに夏を乗り切りたい
ちょうどメンテナンスの時期に差し掛かっている、数年後に塗装工事を考えているという方はぜひご覧頂き、遮熱・断熱塗料をご検討ください。
【動画で確認「屋根塗装で遮熱・断熱を実現」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓
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【動画で確認「屋根塗装で遮熱・断熱を実現」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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平均気温はここ20年でも右肩上がりで、2023年夏(6月~8月)の平均気温は統計以来過去最高だったということです。
そろそろ屋根塗装の時期だというお住まい、近年の暑さに対応できているでしょうか?
エアコンを使用してもなかなか涼しくならないから設定温度を下げているという方も多いと思いますが、屋根は太陽光に晒され続けている為、何かしらの対応をしない限りただただエアコンをフル稼働させ凌ぐしかありません。1~2℃下げて快適、月々の支払いにもあまり差がないな、と考えていても長期間で見るとかなりのロスになっています。
 
 
太陽光線の種類
遮熱塗料・断熱塗料はこの赤外線に作用します。
屋根塗装の際には遮熱塗料・断熱塗料が採用されるケースが多くなりました。
 
 
| 遮熱塗料 | 断熱塗料 | |
| 効果 | 熱源である赤外線を反射し、屋根表面の温度上昇を抑える | 遮熱効果 + 赤外線の熱を建物内部に伝わりにくくする | 
| 費用 | 一般塗料の1.2~1.4倍程度 | 遮熱塗料の1.2~1.4倍程度 | 
| 季節 | 夏の暑さに効果的 | 夏だけでなく冬にも有効 | 
遮熱塗料
製品にもよりますが遮熱機能のない塗料よりも1.2~1.4倍ほど価格が上がるでしょう。
その効果はというと屋根材表面温度が一般塗料よりも10~15℃低く、その効果によって室内温度は1~3℃も下がるという検証も出ています。
 
断熱塗料
実は多くの断熱塗料は、同時に遮熱塗料の機能も備えているため、遮熱塗料にプラスした効果が期待できます。しかし価格はさらに高くなりがちです。
冬は室内の温度を逃がしにくくするのでオールシーズンでバランスの良い効果を発揮するような塗料です。
 
ちなみに暑さ対策に特化した遮熱塗料で断熱性を兼ね備えた塗料はまだありませんが、断熱性を重視した上で遮熱性も兼ねた塗料は既に販売されています。オールシーズンに活躍する断熱塗料の方が遮熱塗料よりも若干コストが割高ですが、しっかり特徴と望む性能を比較検討し塗料を選びましょう。
 
 
W遮熱でしっかり暑さ対策「サーモアイ ( 日本ペイント )」
 
サーモアイはその点、まず仕上げ塗料で赤外線を反射させ、反射できない分を吸収するのではなく、透過させ下塗りに反射させるという遮熱システムでより高い遮熱性能を発揮します。もちろん施工工程は通常通りの 3 回塗りなので、リーズナブルな価格で施工することが出来る画期的な塗料です。
そして驚くべきことに屋根だけではなく、外壁用・道路(床面)用、厚膜で長期防食性に優れた塗料もあり、ラインナップが豊富です。多く使用されているのがサーモアイSi(シリコン)、サーモアイ4 F(フッ素)で艶有り仕上げ、40 色の中からお選びいただけます。
 
サーモアイの遮熱効果
遮熱塗料は明るい色の方が日射反射率が高く効果が高いですが、同じブラックで比べるなら効果に大きな差が出ます。
またプレハブに塗布した実験では、室内温度が平均2.7℃、最高気温が3℃下がりました。
※サーモアイカタログより引用
超高耐久!有機ハイブリッド無機型遮熱塗料 
「ダイヤスーパーセランマイルドIR( ダイフレックス )」
		
	 
塗料は顔料の量で配色を決めていますが、ブラックやブラウンといった屋根で人気の色には必ず黒色の顔料が含まれています。この黒色顔料にはカーボンブラックが使用されていますが、カーボンブラックが熱を吸収し温度を上昇させてしまいます。そこで特殊顔料を使うことで赤外線を反射させ温度上昇を防いでいます。
また屋根につきものの経年による塗膜の劣化、汚れや苔の付着を有機(フレキシブル性・耐熱性・耐アルカリ性)と無機(超耐候・超低汚染性・難燃性)の性質を併せ持つ塗膜が長期間にわたって防ぎます。
スーパーセランマイルドIRも屋根用(艶有り16色)・外壁用(20色)がありますので屋根と外壁セットで施工することで、更に快適なお住まいになるのではないでしょうか?
 
ダイヤスーパーセランマイルドIRの効果
※ダイヤスーパーセランマイルドIRカタログより引用
暑さ・寒さ・臭いや騒音も軽減!「ガイナ(日進産業)」
 
更に便利なのは室内にも塗装出来る塗料であること、内装に塗装することで断熱効果を発揮し、快適な温度を維持することが出来ます。更にガイナは別の特性として、音を伝える振動を軽減することで防音効果、水分子をマイナスイオン化させることで消臭・空気質改善効果も図れる良いこと尽くめの塗料です。
基本色は艶無し52色で、淡彩色が多く暗めの調色は塗料の性質上できません。また塗膜の性質上汚れが付きやすいデメリットがありますので、今後のメンテナンスを考慮して使用を検討してみましょう。
 
ガイナの効果
1,300㎡の倉庫屋根に塗布したところ、年間の省エネ効果は、一般塗料に比べて約82万円、遮熱塗料に比べても約22万円の差が出ました。
大きな倉庫での実験ですが、一般住宅の面積に換算しても大きな節約になりますね。
※ガイナカタログより引用
 
 
断熱塗料はその点、季節問わず熱を伝わりにくくする性能で、冬は涼しく・夏は暖かい環境を維持します。夏は暑いけど冬は寒い両極の問題がある場合は、断熱塗料も検討してみましょう。
 
夏に黒い服を着ているより白い服を着ている方が涼しく感じられますね。
それと同じように、明るい色の方が赤外線をよく反射できるので、その分効果も大きいのです。
「どのくらい反射できるか」はカタログなどで確認できます。
日本ペイントの「サーモアイ」の場合、クールホワイトの全日射反射率は91.0%ですが、クールブラックは28.4%です。
場合によっては、「暗い遮熱塗料」よりも「明るい一般塗料」の方が日射反射率が大きいこともあります。色選びには注意してください。
 
現在黒い屋根なら、同じ色で遮熱塗料にすることでもある程度の効果は感じられるでしょう。
カラーシミュレーションもご活用ください!
 
 
 
 
それと同時に遮熱・断熱塗料ではなく、お住まいの状態により暑さが緩和されていない、暖かさを維持できていないケースもあります。生活をしていて温度に関してお悩みの方は3項目に改善点が無いかをチェックしてみましょう。
断熱材
 
換気設備
 
天窓
 
ちなみに天窓は10年でメンテナンス、20年での交換が推奨されています。劣化で雨漏りを起こす前に屋根と合わせてメンテナンス・交換を行いましょう。
 
天窓のお困りごと・お悩み事解決します!まとめ
●ここ十数年で塗料は耐久性・機能性ともに格段の進歩を遂げました。大規模な屋根工事を行うことなく塗装で遮熱・断熱性を高めることも可能です。
●遮熱塗料は赤外線の反射による温度上昇の低下で夏の暑さ対策、断熱塗料は熱伝導を抑え保冷・保温効果を持つオールシーズン向きです。
●遮熱・断熱の仕組みは各塗料メーカーによって異なります。遮熱性能、使用する色、塗料自体の耐久性やコストを踏まえ使用する塗料を決めましょう。
●遮熱・断熱塗料の効果と色の選定は切っても切れない関係にあります。効果・美観性をバランスよく得るためにも私たち街の屋根やさんのカラーシミュレーションをご利用ください。
●室内が暑くなっている原因は他にある可能性もあります。お住まいの換気・断熱・採光性を見直し、屋根塗装・メンテナンス時にまとめて改善していきましょう。

 
						 
		 
		



 
 









