大津市の皆さん、屋根工事の見積の料金・費用を確認されていますか?
業者に屋根工事を依頼した際に頂ける見積もりを見ても、内容について理解できない方がいるかもしれません。
葺き替えやカバー工法といった屋根工事にかかる費用が大きいため、見積もりの内容に対して納得した上で、業者に発注したいものです。
ここでは屋根工事の見積もりに書かれている内容の解説をします。
屋根工事の見積もりには、既存屋根材の撤去や処理、下地の補修、防水シート、新しい屋根材の設置、足場や諸経費といった項目に金額が書かれて渡されることが多いので解説します。
瓦屋根をラバーロック工事中。
瓦屋根をラバーロックした屋根です。
屋根の葺き替えでは既存屋根材の撤去が行われます。例えば、ラバーロック工法で設置した瓦を撤去する際、コーキング材を切断しなければならないので費用が比較的大きくなりがちです。
一方、屋根材は撤去した後、処理するための費用も必要なので見積もりに書かれていることがあります。
特にアスベストが含まれている屋根材は処理が高額になる場合があります。
ただ、既存屋根材の処理にかかる費用は、撤去にかかる費用に含まれている場合もあるので確認しましょう。
カバー工法の場合は、既存屋根の撤去や処理を行う必要がありません。
カバー工法で行う屋根工事では、既存屋根材の撤去や処理という項目は見積もりにはないので注意して確認するようにしてください。ただし、どんな屋根でもカバーできるわけではありませんのでご注意ください。
新しい屋根材を配置する前に下地を整える作業があるので、屋根工事の見積もりの項目に書かれています。下地の補修という項目が、葺き替えやカバー工法といった屋根工事の見積もりに書かれているかどうかを確認する必要があります。
専門用語で野地板、コンパネといった言葉に書かれている場合もあるので確認しましょう。
こちらが改質アスファルトルーフィングです。
防水シートと呼ばれることもあります。
葺き替えやカバー工法といった屋根工事では改質アスファルトルーフィングや防水シートを配置します。
改質アスファルトルーフィングや防水シートという項目がない場合は見積に含まれているのか確認しておきましょう。
カラーベスト屋根材の「コロニアル遮熱グラッサ」
栄四郎というメーカの平板瓦です
当たり前ですが、葺き替えやカバー工法といった屋根工事では新しい屋根材を配置します。
新しい屋根材の価格については、1㎡あたりの屋根材の価格に屋根工事で使われる屋根材の面積をかけて算出することが多いです。また、施工手間も含まれている見積もあります。
もし、屋根材の金額だけ書かれている場合は、1㎡あたりの屋根材の価格や屋根工事で使われる屋根材の面積を業者に問わせてください。
足場組立の様子
屋根作業用足場
屋根工事の殆どで使われる足場の金額は、1㎡あたりの単価と設置する面積から算出されることが多いです。諸経費の内訳については、管理費をはじめ、交通費、その他必要諸経費などとなっておりに全体の工事にかかる費用の10~15%程度が一般的となっています。
紹介した内容をもとに業者から提出された見積もりの項目をチェックしてみてください。
その際に、丁寧に説明してくれる業者は信頼できると考えたほうがいいでしょう。
大津市以外の方でも屋根工事で見積もりに心配事がある方は街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
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