破風板とは一体!?
破風板とは一体どんなものなのかと言いますと、名前からも分かる通り風を破る板と書きますので屋根瓦の下に吹き込んでくる風を防止するといった意味があります。
破風板の役割について
破風板の役割に関しては大きく分けて4つ存在しています。
まず1つ目の役割は耐風性を高めるといった点です。
屋根は横や下から吹かれる風に弱く造られており、特に下からの風にはめっぽう弱いです。
そこで破風板があることによって風が屋根内部に吹き込むことを防止することが出来ます。
そして2つ目は雨水の吹込みを抑制する役割があります。
台風時などは雨が真横から吹き込んできてしまう可能性があるので、それを抑制してくれます。
3つ目は防火性の強化という点です。
もし火災が起こってしまい、窓から炎が上がってしまった場合は軒まですぐに火が到達してしまいます。
そこで破風板があることによって屋根裏にまで火が一気に回ることを防いでくれます。
最後に化粧性の向上という点が挙げられます。
屋根を支えている垂木などを破風板が隠してくれることによって外観を綺麗に見せることが可能となっています。