外壁塗装は基本的に撥水材を使用しなくても塗装可能で一般的なシリコン塗装にも基本的な撥水効果は備わっています。あえて撥水材を使用して外壁などに撥水効果を
持たせる事によるメリットをご紹介します。
■金属部分を水から守る事ができる
住宅にはフェンスや窓のサッシ、雨樋の部材など様々な所に金属が使用されています。
金属部分の最大の敵はサビです。
サビは金属が水分に当たる事で発生して、そのサビが別の金属に触れる事でどんどん広がっていきます。
そのまま放っておいて進行してしまうと、膨らんでしまったり穴が開いてしまい耐久性を失ってしまいます。
ブラスチックやガラスなどの水をはじく素材やタイルなどの水で劣化しにくい素材と違って
金属部は水が接触すると大きなダメージを受けてしまいます。
そのため金属部の表面は撥水効果を持たせておく事がオススメです。
鉄骨造の住宅などでは外壁に撥水効果を持たせておく必要があります。
■水を弾く事が汚れ防止になる
水を弾く事ができるという事は、雨や雪が弾かれるようになるので
泥やホコリなども外壁に付着しにくくなります。
外壁表面に付着した汚れは蓄積するほど、外壁の表面にこびりついてしまい
簡単に洗い流す事が出来なくなってしまいます。
目の粗い仕上げ材が使用されているモルタル外壁などは凹凸に雨水が入りやすく
汚れもなかなか落ちません。
そのために、苔やカビなどが発生しやすい環境を作ってしまいます。
撥水材の塗布によってこれらを防ぐ箏ができます。