のし瓦とは一体?
のし瓦とは一体どういうものなのかと言いますと、屋根の頂上部分に設置する短冊形の瓦のことを指しています。
のし瓦の特徴としましては、つなぎ目に漆喰等を塗り込むことによってつなぎ目の位置のずらしていき、数段に積み上げていきます。
のし瓦の主な役目について
のし瓦が果たしている主な役目としましては2つ存在します。
まず1つ目は雨漏りを防止する効果を果たしています。
上記でも少し触れましたが、のし瓦に関しては屋根の頂上部に設置されるので、その部分は屋根面が鋭角に結合している部分となっています。
なので雨漏りを防止する術が他には見当たらないので、のし瓦があることによって雨水を屋根面に流すことが可能となり、雨水の侵入を防ぐことが出来るのです。
それともう1つはデザイン性を向上させるという役目を果たしています。
どういうことかと言いますとのし瓦の種類や段数・高さといったアレンジを加えることによってデザイン性に違いを生み出すことが出来るということです。
段数が多ければ多いほどデザイン性は向上し、豪華に見えたりするものです。
ですがその分風の影響を受けやすいという日本という国には少し不向きな面もあります。