■火災保険の詐欺手口①
『無料』をやたらと強調してきます。
実際に火災保険を利用して屋根工事をする事はよくある事なのです!!
しかし、悪徳な業者はやたらと無料という言葉を強調してきます。注意してください。
それに必ずしも無料になる訳ではありません。
火災保険を利用するには、火災保険側で保険適用がどうかを鑑定人に見てもらう必要があります。
鑑定人の『OK』が出て初めて保険の適用が認められます。
鑑定は屋根業者が依頼するのではなく、保険会社から派遣された鑑定人が行うので
業者の無料ですよの言葉は全くあてになりませんので要注意です!!
予防策
火災保険を利用して屋根工事を行う場合は、業者の言葉を信じるのではなく
必ず鑑定人に建物を鑑定してもらい工事を検討するようにしましょう。
鑑定を待ってくれない業者の場合は、悪徳業者が多いです。
鑑定を待ってくれない業者とは絶対に契約をしないようにしてください。
手口②
火災保険を利用する場合、保険会社にもよりますが20万円以上の工事でなければ
保険料がおりてこない事が多いです。また、火災保険のプランによってもことなります。
保険内で納まる工事なら良いのですが、保険外の工事を次々に契約させようとする業者もいます。
その結果、自己負担0円でできた工事も数十万や数百万の自己負担になる事もあります。
予防策
火災保険を利用して屋根工事を行う際は、どのようなプランに加入していて
どこまで保険料が出せるのか確認してから屋根工事を行いましょう。
■屋根修理の詐欺
手口①
屋根の修理は少額な物も多く、一度で直せるものを少しづつ直して信頼を高めていきます。
信頼を得ている事から大きな工事を契約してもらう事が簡単にできたり
この業者なら任せられると追加工事をどんどん頼んでしまう方もいます。
予防策
屋根の修理工事に入る前に、きちんと屋根の状態を見せてもらうようにしましょう。
状態が分からないまま話すのではなく、状態を理解した上で話す事ができれば
どのような修理が必要なのか明確にする事ができ、何度も工事する必要がなくなります。
手口②
屋根修理の中で一番多いのは雨漏りの修理工事になります。
しかし雨漏り原因の特定せずにここだと思う箇所をコーキング材で埋めたりする事で
雨漏りの再発・大きな雨漏りに発展してしまいます。
そして何度も雨漏りを直す事になるので、初めの費用の3倍も4倍も膨らんでしまう事になります。
予防策
雨漏りを直したと思っても再発しやすい工事のため、きちんと調査を行い
雨漏りの原因を明確にしてから施工してくれる業者を選ぶようにしましょう。
■屋根のリフォームの詐欺
手口①
屋根のリフォームは屋根全体の工事をする大掛かりなものです。
屋根材・防水シート・野地板などの交換で費用は数十万円から数百万かかる事もあります。
他にも必要ない耐震工事など、様々工事を進めてくる業
倍者もいます。
本当に必要な工事を提案してくれるのなら良いのですが、少しでも利益を得ようとして
業者本位の提案をしてくる場合もあります。
予防策
屋根のリフォームを行う前に、ご自身の希望は何か??を明確にしておきましょう。
明確にしておく事で、必要のない工事の提案をされた際も断る事ができます。