守山市の方へ!瓦、カラーベスト、金属屋根、断熱性が1番高いのは??
守山市の皆さん、6月になりましたね。ジメジメジトジトの梅雨の時期が終わると
あっという間に暑い夏がやってきます。
今回は、瓦、カラーベスト、金属と3種類の屋根材を比較して断熱性に1番優れているのは
どの屋根材なのかご紹介していこうと思います。
では皆さん、なぜ屋根材によって断熱性が違うと思いますか??
実はそこには『通気層』が大きく関係してきます。
部材が密着している場所からは熱伝導によって熱が侵入してきます。
逆にそこに隙間があれば通気層ができるので熱伝導によって侵入する熱が大幅に減ります。
トタン屋根やガルバリウム、ステンレス屋根など
様々な種類のある金属屋根ですが、どの種類も
断熱性に優れているとは言えません。
皆さんもご存じだと思いますが、金属は熱伝導率が
高いのが特徴です。
最近では断熱材を挟み込んで施工する方法も
増えてきましたが、金属屋根の下に使用する断熱材は
通常の物よりかなり薄いのであまり効果は
期待できません。
コロニアルや化粧スレートとも呼ばれる
カラーベスト屋根です。軽量性やコストの安さから
人気になり現在では日本の屋根の大半が
このタイプです。
しかし、断熱性は他の屋根材に比べ劣ります。
屋根の下地材(野地板+ルーフィング)にそって
べったりと密着させて葺いていくので、熱が
直接的に住宅の内部に入ってしまいます。
最後に瓦屋根の断熱性能についてお話しします。
屋根材で最も断熱性が高いのは瓦屋根なのです!!
粘土瓦葺きの屋根は、金属やカラーベスト屋根とは
違い、下地材と瓦の間に隙間ができます。
よって下地材と密着していないので熱伝導による
熱の侵入が少なくなります。
また通気工法を施すとさらに断熱性能が上がります。
今回は3種類の屋根材を比較して断熱性についてご紹介しました。
瓦屋根が1番断熱性に優れている事が分かりましたね。
屋根の葺き替えの際などにぜひ参考にしてみてください。
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