守山市の皆さん、淡路瓦の歴史や特徴について解説します!!
守山市の皆さん、淡路瓦はご存じですか??一般的に淡路島で作られている粘土瓦を
淡路瓦(あわじかわら)と呼びます。石州瓦や三州瓦とも並び三大瓦の1つに数えられる
淡路瓦です。その中でもいぶし瓦についてはトップシェアを争う存在です。
今回はこのように人気の淡路瓦についてご紹介します。
淡路瓦には400年以上の歴史があります。
池田三左衛門輝政の三男・忠雄が由良成山城を築いた際に播州瓦の名工・清水理兵衛に
瓦を焼かせた事が淡路瓦の起源だという説があります。
淡路瓦に使われる淡路の粘土は、とてもキメ細かい事で有名。そのため優れた可塑性を発揮し
あまり収縮しないので高い精度の瓦に出来上がります。
また淡路瓦は発色や色持ちが良く、美しい輝きを放つので見るものを魅了します。
淡路瓦の種類には、いぶし瓦、陶器瓦、窯変瓦(ようへんかわら)などがあります。
いぶし瓦の表面には燻化(くんか)と言われる炭素膜がある事が特徴です。
陶器瓦は成形して乾燥させた後、釉薬をかけて焼成します。
窯変瓦は変化をつけた色味が特徴となっています。
淡路瓦を使って屋根のリフォームを考えている方がいると思います。
ここでは淡路瓦(いぶし瓦)を使うメリットについて紹介します。
■劣化が少なく、耐火性にも優れている
淡路瓦は耐候性にも優れ、酸などに対して強い特徴があり劣化も少ないメリットがあります。
万が一、火災になってもひび割れや溶解、有毒なガスの心配がありません。
■高い強度があり、省エネ効果がある
淡路瓦はJIS規格値(屋根材)と比較しても強度は高いいメリットがあります。
耐熱性、断熱性が高く冷暖房の費用が節約できます。
■通気性に優れている
淡路瓦には通気したり換気できたりする機能が備わっているため、屋根の湿度や温度の調整が可能です。
今回は淡路瓦の歴史や特徴についてご紹介しました。
とても古い歴史があるんですね。
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