破風板の役割について
破風板には4つの役割が存在します。
・耐風性が向上する
今の日本って台風や突発的な強風ってもはや日常茶飯事となっていますよね。
台風なんて一か月に一回のペースでやってきます。
そんな中耐風性がない家は生き残っていくことは出来ません。
屋根って上から吹いてくる風に対しては耐風性がとても高くなっていますが、下から吹き上げられるような風に対する耐風性に関しては意外と低かったりします。
そこで破風板があることによって下から吹き上げられる屋根内部への侵入してくる風を防ぐことが可能となってます。
・雨水が吹き込んでくるのを防ぐ
雨は基本的には上から降ってきますが、強風が吹いている際や台風の時には斜め上から降りかかってきたり、台風の時なんて横殴りの雨になったりもします。
そのような場合に破風板があることによって雨が吹き込んでくるのを防いでくれます。
・防火性の向上
破風板があることによって防火性が向上します。
屋根は外壁よりも大きく作られている場合が多く、少しはみ出している形になっており、はみ出している部分を軒と言います。
もし窓から火災が起こった場合、軒はすぐに炎上してしまいます。
そこで破風板がないと屋根裏まで一気に火が回ってしまいます。
破風板があることによって一気に火が回るのを防止してくれます。