守山市の皆さん!クラックを防止する弾性塗料について解説します!!
皆さん、このような外壁のクラック(ひび割れ)は色々な所で目にした事があると思います。
特にモルタル壁では避ける事のできない劣化症状になります。
クラック対策として開発されたのが弾性塗料です。
ゴムのような柔軟性と伸縮性を持つ機能性塗料です。
今回は弾性塗料について詳しくご紹介していこうと思います。
皆さん、ぜひ参考にしてみてください。
紫外線や湿気によって外壁がひび割れようとする動きに、塗膜も一緒に動くような性質がある為、ひび割れを防ぐ事ができます。
■高弾性塗料
一緒に動ける幅が大きく、20度で120%以上の伸び率がある。
■微弾性塗料
一緒に動ける幅は高弾性塗料に比べると少なく、20度で50~90%の伸び率がある。
現在は、微弾性塗料が主流となっています。
モルタル壁はもともと、とてもひび割れが起こりやすい素材でそこに硬質の塗料を塗ってしまうと
最高級塗料と言われているフッ素であってもひび割れを起こす場合があります。
そこで中でひび割れが起こっていても外にひび割れを見せない、外壁下地に亀裂が入ったとしても
塗膜が伸びてヒビを埋めてくれる弾性塗料が使用されます。
・柔らかくひび割れしにくい
弾性とは力が加わった時に動き、力がなくなった時に戻る性質の事を言います。
外壁は動いていないように見えますが、太陽光の熱や湿気などにより伸縮したり
風や地震などで揺れたりするので絶えず動いています。
柔らかい弾性塗料では外壁が動いても塗膜自身が延び縮みするのでひび割れが起きにくくなります。
・防水性が高くなる
弾性塗料は非常に作業性が良く、外壁にしっかりと密着する性質があるので
そのカバー力によって建物の防水機能を高める事ができます。
弾性塗料は施工時に分厚く塗るので、完成した塗膜は分厚い防水層となり
外壁に雨水が当たりにくくなります。
・モルタル外壁の劣化を防ぐ
モルタル壁は外壁材の中でも、最もひび割れが起こりやすい種類になります。
約20年の耐用年数を持つと言われているフッ素塗料であっても数年でひび割れてしまう事もあります。
その為、モルタル外壁では弾性塗料の使用が推奨されています。
・耐用年数が短い弾性塗料のデメリットは、ずばり耐用年数が短い事です。
工法によって耐久性は異なりますが、弾性塗料は最も耐用年数が短いアクリル塗料と
同レベルの5年程しか耐久性が続かない事があります。
フッ素塗料に混ぜて弾性フッ素塗料として使用する事もできますが
それでも通常の使用方法で塗装されたフッ素塗料に比べると耐用年数は下がります。
弾性塗料の耐用年数を高める方法もありますが、施工時に塗料を何層も塗らなければ
いけないので、手間と時間がかかり施工費用も高額になってしまいます。
今回は、モルタル壁などに使用する弾性塗料についてご紹介しましたが
皆さんもご自宅の外壁の塗装の際には、検討してみると良いでしょう。
メリットやデメリットを事前に知っておく事が大切だと思います。
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