鼻隠しの役割について
鼻隠しの役割には大きく分けて3つあります。
・雨水の侵入防止
鼻隠しの役割として最も大きいのが、雨水の侵入を防いでくれるということです。
鼻隠しがないと屋根内部に雨水がしみ込んでしまいます。
鼻隠しがあることによって垂木や野地板の切り口や垂木の間から雨水が侵入することを防いでくれます。
雨水が侵入してしまうと雨漏りの原因や、劣化を進行してしまうといったデメリットに見舞われるので鼻隠しの存在は大きいです。
・耐風性が高まる
鼻隠しがあることによって耐風性が高まります。
逆に鼻隠しがないと垂木間に風が吹き込んでしまい、屋根に浮力を持たせてしまいます。
屋根は元々浮力に弱いので、鼻隠しがないと台風などの強風に見舞われた際に受ける被害が大きくなってしまう可能性があります。
・雨樋を取り付けるため
鼻隠しに関しては雨樋を支えてくれる金具を取り付ける場所となっています。