アスファルトシングルは、ガラス繊維にアスファルトを混ぜて作った屋根材です。表面に細かい石の粒を吹き付けているのも特徴と言えます。
アスファルトシングルはアメリカでのシェアが高い屋根材として知られています。
日本でのシェアはまだ少なく珍しい屋根材と言えます。
メンテナンス時期は5年から10年ほどで業者に点検してもらいましょう。
アスファルトシングルのメリット
アスファルトシングルのメリットは市販のカッター等でも切れるほど、とても薄い屋根材です。
そのため、折り曲げる事も容易で曲面にも施工する事ができます。
また、軽い屋根材のため地震が起きた時に建物にかかる負荷が少なくてすみます。
アスファルトシングルはとても耐震性に優れた屋根材と言えます。
柔らかい素材なので割れてしまったり、金属屋根のように錆びてしまうなどもない点が
メリットです。また、石の粒が吹き付けられている為、防水性や耐候性も高い屋根材です。
アスファルトシングルのデメリット
雨や風にさらされていると、表面の細かい石の粒が少しづつ剥がれてしまいます。
石の粒が剥がれてしまうと、見た目も悪くなりますがそれだけではなく
性能も落ちてしまいます。薄さが原因で破れてしまうリスクもデメリットの1つです。
アスファルトシングルは需要が少ない為、施工が慣れている業者も少ないです。
きちんと施工しないと強風などによって剥がれてしまう事もあります。