風災に対するそれぞれの屋根の耐性について
・セメント瓦
瓦のメリットとして通気性に優れているという点が挙げられるのですが、裏を返せば風を通しやすいので風を含みやすいということになります。
なので風に対する耐性に関してはそこまで強いとは言えません。
・コロニアル
平たい板が重なっているように見える屋根となっており、風に対する耐性はとても強いと言えます。
劣化もあまりなく、飛来物もないので風災に対して対策を練るのであればもってこいの屋根となっています。
・板金屋根
板金屋根と言ってもガルバリウム鋼板やトタン屋根というように様々な種類が存在します。
板金屋根は基本的に1枚1枚を噛み合わせているので風への耐性はとても強いと言えます。
素材も金属が使われているので、飛来物に対しての耐性もあります。
・防災瓦
防災瓦は名前からも分かるように防災のために造られた瓦となっています。
そのため防災瓦は台風や地震にはめっぽう強いです。
瓦同士がしっかりと噛みあっており、釘で固定されています。
費用は比較的に高いですが、しっかりと風災に対する耐性があるのでおすすめです。
風災に対しての何か対策を練りたいと思っている方は、屋根の性質をしっかりと理解した上で屋根を選ぶようにしましょう。