ゲラバについて
ゲラバとは切妻屋根や片流れ屋根などの外壁から出っ張っている屋根部分のうち、雨樋が付いていない側のことをゲラバと言います。
ゲラバの役割について
ゲラバには大きく分けて3つの役割が存在します。
・日当たりの調整
ゲラバは日当たりの調整を行ってくれ、夏にはゲラバがないと窓ガラスなどに直射日光が当たってしまい、室内の温度がかなり高温になってしまいます。
・雨水の吹き込みを抑制
通常の場合、ゲラバは外壁や窓の上に設置されています。
なので雨が降っている時などに屋根から水切りの役割を果たし、外壁への雨水が吹き込む危険性を防止してくれる役目があります。
・外壁の紫外線劣化防止
ゲラバの役割3つ目は外壁の紫外線劣化防止です。
ゲラバがあることによって外壁上部から屋根が出っ張る形になるので、外壁が太陽光による紫外線の影響を受けにくくなります。
そのため紫外線による劣化の進行を遅らせることが可能となっています。