大津市の方へ、垂木とはどこの部分??屋根を支える重要な場所
垂木とはどんな部分でどんな役割があるの??と疑問に思われる方は少なくないと思います。
実は垂木とは屋根を構成するにあたって、とても重要で欠かせない部分です。
屋根のメンテナンスや修理を行う際には、垂木について詳しくしっておいた方が良いです!!
今回は垂木について基礎知識や修理方法、寸法の詳細などをご紹介していきます。
ぜひ、屋根リフォームや修理などの際に参考にしてみてください。
垂木とは屋根の頂上である『棟木』から下方の『軒桁』にかけて斜めに設置される木材です。屋根の構成には欠かせないと言われている、とても重要な部分です。
■垂木の役割について
垂木の役割は屋根に張る野地板や屋根材を支えることです。
野地板とは屋根材の下に張る薄い板材で屋根の下地となる部分です。
垂木は屋根材をしっかりと支えるため、屋根の骨格とも言われる重要な役割を果たしています。
・スレート屋根…スレート屋根の場合、垂木の寸法は縦6㎝、横4.5㎝です。
・ガルバリウム鋼板…ガルバリウム鋼板の場合、垂木の寸法は縦7.5㎝、横4.5㎝です。
スレート屋根よりも重さがある屋根材なので縦寸法が少し長くなります。
・瓦屋根…瓦屋根の場合、垂木の寸法は縦7.5㎝、横6㎝です。瓦は重ねて敷くため重さがあり
垂木の寸法も他の屋根材に比べて長くなります。
・テラス…テラスの場合、垂木の寸法は縦4.5㎝、横4.5㎝です。テラスは比較的軽いため
寸法も他の屋根材の垂木に比べて短くなります。
ただし、いずれの屋根材でも『軒の出』が長い場合は、垂木の縦の寸法も長くなります。
垂木の設置間隔は45.5㎝が一般的です。瓦屋根などの重さのある屋根材を使用する場合、
強度を高めるため、設置間隔を30.3㎝や36㎝と短くします。
■雨漏りによる腐食経年劣化によって屋根が雨漏りしてしまうと、垂木にも水が浸み込んで腐食し
曲がってしまったり割れてしまいます。
屋根材を支える垂木が腐食してしまうと屋根を支える事ができなくなってしまいます。
屋根が斜めに曲がってしまったり落下してしまい事故に繋がる恐れがあるので
早めの修理が必要です。
■雪などの重さによる割れ
雪の重さによって垂木が割れて屋根が落下する事があります。
雪は意外にも重く新雪であっても1㎡あたり3㎏の重さになります。
その為、積雪の多い地域では屋根や垂木の損傷に注意が必要です。
■交換既存の垂木が腐食して割れていたり、折れていたりする場合は新しく交換しなければなりません。
垂木を交換する際には屋根材や野地板をすべて剥がし既存の垂木を撤去します。
そこに新しい垂木を設置し野地板と屋根材を張ります。
■補強
既存の垂木の状態が良好であれば新しい垂木を下から添えて補強します。
垂木の交換は大掛かりな工事となるため、補強での修理が一般的です。
今回は屋根材を支える、とても重要な垂木についてご紹介しました。
屋根のメンテナンスやリフォームの際に、参考にしてみてください。
大津市の方以外でも、屋根の事でお悩みやご相談がある方、屋根工事をお考えの方は街の屋根やさんびわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
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