屋根に角度が付いている理由としては、その傾斜によって雨や雪を停滞を避けるためです。
屋根勾配には3種類存在し、急勾配・並勾配・緩勾配があります。
今回は急勾配屋根のメリット・デメリットについてお話していきます。
・急勾配のメリット
急勾配の屋根は水がたまらずにどんどん下に流れ落ちていくので、水はけがとても良くなっており、雨漏り等のリスクが低下します。
それに水が流れやすいのでそれと一緒に汚れも流されやすくなっているため、屋根の耐久性が高まるのも急勾配屋根の魅力です。
雪が降る地域では雪も積もりずらくなっているので、屋根にかかるダメージもとても少なくなっています。
それと急勾配だと屋根が必然的に高くなります。
そうなると家の見栄えがとても良くなり、さらに屋根裏に広大なスペースを確保することが出来るのでそのスペースを有効活用することが出来ます。
・急勾配のデメリット
急勾配だと屋根面積が必然的に広くなります。
そうなってくるとメンテナンスを行う際や掃除をする際などに大変ですし、何より費用がかかってしまいます。
それに急勾配は急なのでメンテナンスを行う際などには必ず足場の設置が必要になってきます。
それと屋根高が高くなるが故に見栄えが良くなるというメリットの反面、北側の日当たりがとても悪くなってしまうというデメリットも存在します。