縁切りが不要な屋根について
スレート屋根の場合には基本的に縁切りが必要になってきますが、不要な場合もあります。
・急勾配な屋根
5寸勾配以上の屋根の場合は縁切りが不要になってきます。
急勾配だと傾斜があるので、水はけがとてもよく、塗料も溜まりにくいので雨漏りの心配がありません。
・経年劣化により反っている屋根
スレート屋根は経年劣化をすることによって、先端が反り上がってくることがあります。
反ってしまって隙間ができてしまっている場合には、縁切りは不要となってきます。
隙間があれば塗料が詰まってしまう可能性もないからです。
屋根の反りに関しては日当たりの良い面に起こりやすいので、頭に入れておくと作業を行うときに役立ちます。