杉野地板杉の木をスライスして板状にした物です。
昔はほとんどのお家の野地板に使用されていました。
杉板は乾燥しやすいという特徴から使用されていました。
野地合板
薄い木板の繊維方向を交互に直交させて何枚かをプレスし張り合わせたものが野地合板です。
現在、使用される野地板のほとんどがこの野地合板になります。
複数の木板を張り合わせることで1枚の野地合板が広くでき
雨漏りの可能性も低く施工効率が良いのが野地合板の特徴です。
耐火野地合板
火災の際に30分以上耐えられる野地合板の事を耐火野地合板と言います。
特に防火地域、準防火地域、屋根不燃区域などに核当する地域にお住まいの方は
この規格に適合した野地合板を施工しないといけません。
耐火野地合板は2つの種類に分かれています。
・木毛セメント板
木材を薄く削った木毛にセメントなどの不燃物を混ぜて圧縮した野地板です。
軽量で加工しやすく断熱性や耐火性が高い特徴があります。
・木片セメント板
木片とセメントを混ぜ合わせ圧縮した野地板です。
木毛セメントと同様に断熱性や耐火性に優れています。