野地板の増し張りとは?メリットや注意したいこと!
屋根のリフォームの見積もりに、野地板の増し張りという項目を見かけることがあります。
野地板の増し張りという言葉はあまり知られていないので紹介します。
野地板の増し張りは屋根の下地を補強するために、既存の野地板の上に新しい野地板を被せる作業です。
屋根の葺き替えやカバー工法、雨漏りの修理といった工事で行う作業となっています。
野地板は、屋根材やルーフィング(防水紙)を支える部材なので、屋根にとって重要です。
野地板が傷んでしまうと、雨漏りの原因になる可能性があります。
野地板の増し張りは既存の野地板はそのままなので、張り替えのように既存の野地板を撤去する作業が必要ないので費用が抑えられるメリットがあります。
また、野地板を廃棄する必要がないので、エコにも貢献できます。
一般的に野地板のメンテナンスは築30~40年が目安だといわれています。
築30年未満で、野地板が著しく劣化が無い場合は、野地板の増し張りを考え、築40年以上は、野地板の張り替えを前提にします。
ただ、住宅は建っている環境などによって傷みは異なるため、野地板の張り替えが必要なほど劣化が進んでいるにもかかわらず、野地板の増し張りを行ってしまうと、屋根の耐久性が下がってしまうので注意が必要です。
見積もりを確認した時に、野地板の増し張りという項目があったら、野地板の張り替えにしなくて大丈夫なのかどうかを話し合って下さい。
また、野地板の張り替えとなった場合、剥がした野地板を確認する必要があります。
野地板の張り替えで困り事がある方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
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