茅葺屋根をカバー工法でリフォームする方法について
茅葺屋根は古民家などに使われおり、現代では希少価値がある屋根です。
茅葺屋根は、茅を定期的に交換する必要があります。しかし、屋根に使う茅や茅職人が減少したため、維持する費用が高くなりました。
茅葺屋根をカバー工法でリフォームすることを考えている人がいると思いますので紹介します。
カバー工法は、既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せるリフォームで茅葺屋根以外にも使われています。
カバー工法で茅葺屋根をリフォームする際は、茅の切り揃え、木下地の設置、屋根材の設置といった手順で行うので紹介します。
劣化した茅葺屋根は、雨や風によって茅が抜け落ちしてしまい歪んでいることが多いです。
カバー工法では、新しい屋根材で覆うために、軒先部分などの茅を切り揃えます。
伸びてしまった髪の毛をカットするように、茅を切り揃えます。
新しい屋根材を取り付けるために、茅葺屋根に新しく木下地を設置。
既存の木下地とワイヤーを使って屋根の裏から新しい木下地を固定します。
既存の茅を残すことで、断熱材としての役割を果たします。
また、既存の茅と新しい屋根材の間に空間を作ることで、茅が湿気を吸ってくれたり、吸った湿気を放出したりすることが可能となります。
この空間を作らないと、茅にカビなどが発生したり、腐ってしまったりするので注意が必要です。
カバー工法では軽量な金属製の屋根材を被せることで、建物の基礎や柱への負担を最小限に抑えます。
茅葺屋根をカバー工法でリフォームする方法について紹介しました。
カバー工法で茅葺屋根をリフォームする際は、新しい屋根材を設置するために、茅を切り揃えたり、新しい木下地を取り付けたりします。
軽量な金属製の屋根材を被せることで、建物への負担を最小限に抑えます。
茅葺屋根のカバー工法に興味がある方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
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