瓦棒葺きとは一体何?瓦棒葺き屋根の特徴・メリットについて
昔の瓦棒葺き屋根
芯木が入っています
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瓦棒葺き屋根とは?
瓦棒葺きという言葉は皆さんあまり耳にしたことは無いと思いますが、瓦って名前に付いているから瓦屋根のことかな?と思いがちです。
ですが瓦棒葺きとはトタン屋根に使われている施工方法のことです。
瓦棒葺きは戦後から使われていた工法の1つです。
使用されるメインの屋根材はトタンを始めとした金属製の板であり、それの屋根の頂点から軒先まへ縦に並べた瓦棒に取り付けていく昔ながらの工法です。
以前に比べて瓦棒葺き屋根は雨漏りにとても強くなり、傾斜が緩やかな勾配でも設置することが可能でした。
また現在では芯木と呼ばれていた木下地を入れない工法(立平葺き)が主流となっています。
瓦棒葺き屋根のメリットについて
・瓦に比べて軽い
瓦棒葺き屋根の重量は瓦屋根の10分の1くらいの重さとなっているので建物にかかる負担が少ないです。
それに軽い素材な上に、1枚1枚の金属板が長尺であるため瓦のように崩れるといった心配が無くて耐震性にも優れています。
・コストが安い
そもそも材料費が安く、施工方法も比較的に容易であるため施工期間も短いスパンで行うことが出来ます。
後期が短いということはつまりセコストも必然的に安価になってくるので、コストを抑えた施工が可能になります。
・傾斜が緩いのにも関わらず雨漏りがしにくい
つなぎめがないので緩やかな傾斜でも水が流れやすいような構造になっています。
なので雨が溜まってしまうということが無く、雨漏りがしにくい構造になっています。
現在では瓦棒ににている立平葺きといわれているガルバリウム鋼板で葺く方法も主流になりつつあります。
上記にもあるように瓦棒の芯木を含まないので腐って雨漏りする可能性がぐんと下がりました。
今回は瓦棒葺き屋根とは一体何何なのか、そして瓦棒葺き屋根の特徴・メリットについてお話してきました。
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