知っておくと良い屋根の豆知識!!
普段何気なく眺めている屋根ですが色々な勾配や形、材質でできています。
勾配や形、材質にはそれぞれ役割があり寿命を延ばすことも可能なのです。
また屋根について色々と知っておくことでお住まいのトラブルにも
早めに気づくこともできます。
早めに気づき対処することで費用的にも時間的にもすばやく
補修、改善することができます。
屋根は勾配と屋根材によって雨漏りのリスクが変わってきます。
・勾配がきつい
屋根の勾配がきついほど水切れが良くなるので、雨漏りのリスクは低減される。
・勾配が緩やか
屋根の勾配が緩やかだと雨水の流れにくく、雨漏りの危険性が高まる。
屋根の勾配に対する許容値は各屋根材によって細かく決められています。
例えば急勾配の屋根に瓦は重たいので外れて落下してしまいそうですよね??
逆に勾配の緩い屋根には防水性の高い金属屋根が使用される事が多いです。
次に外壁から出っ張っている屋根部分があります。
そこの天井部分を軒天と言います。
軒天も広いお家や狭いお家と様々です。
軒天によって外壁の寿命が左右されるってご存じですか?
・軒天が狭い場合
軒天が狭い場合は紫外線や雨の影響を受けやすく劣化スピードが早まる。
・軒天が広い場合
軒天が広い場合は紫外線や雨の影響を受けにくくなるので外壁の寿命が延びます。
ただ軒天が広いと重量が嵩むので耐震性の不安もあります。
屋根の形状によって雨が一方向に流れる量が違うのは分かると思います。
・屋根の形状が寄棟の場合
屋根の面が4面あるので4方向に流れていきます。1方向に流れる雨量は少なくなる。
・屋根の形状が切り妻の場合
屋根の面が2面あるので2方向に流れていきます。1方向に流れる雨量は多くなる。
同じ雨量を少ない面で受ける場合は排水性能の高い大きめの雨樋が必要になります。
今回は屋根の形状や勾配によって雨漏りリスクや対策が変わってくるということを
ご紹介しました。
豆知識として覚えておいてもらうと、お家を建てる際や
点検、メンテナンスの際に参考にして頂けると思います。
屋根の事でお悩みやご相談がある方、屋根工事をお考えの方は
街の屋根やさんびわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
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