大きい地震が起きると、よくテレビで瓦屋根の家が倒壊している家が映し出されるため、「瓦屋根は耐震性がない」と思っている方多いのではないでしょうか?
確かに重量も重いし、すぐ倒壊しそうなイメージはありますが、本当にそうなのでしょうか?
実際のところ、屋根重さによって耐震性が変わってくるのは確かです。
ですが、「瓦屋根だから倒壊する、軽い屋根だから倒壊しない」という単純な問題ではありません。
倒壊する家の構造として共通しているものは、構造が脆弱であるということです。
構造が脆弱であるということは、壁の量が少ない・梁が太くない・基礎が堅固でない・開口部の位置やバランスに偏りがあるということです。
こうした構造では、いくら屋根が軽くても揺れは大きくなってしまいます。
なので瓦屋根だから倒壊する、屋根が重いから倒壊しやすいというわけではないということです!
ではどのような屋根を選べば、「耐震性に優れているから自分の家は安心!」「自分の家の屋根は最高!」と言い切れるのでしょうか。
オススメの屋根についてお話していきます。