屋根の野地板とは?どんな役割なの?メンテについて!
野地板という屋根の部材をご存じでしょうか?
野地板は屋根では欠かせない重要な役割があり、雨漏りによって傷みやすい部材でもあるので、メンテナンスが必要な場合があります。野地板の役割や材料、メンテナンスについて紹介します。
野地板は屋根を構成する部材の一つで、表面から屋根材(瓦や化粧スレート)→ルーフィング(防水紙)→野地板→垂木という順に取り付けられています。野地板は屋根材とルーフィングを支える重要な役割があります。
野地板の材料にはバラ板や構造用合板が使われているので紹介します。
バラ板は古い住宅に使われていることが多いです。バラ板は幅100mm 前後の杉の木を使う事が多く、垂木の上に並べて固定します。通気性などを考え、バラ板とバラ板の間には隙間を設けることが一般的でした。
一般的な住宅の野地板には構造用合板が使われることが多いです。厚さが12mm程度の構造用合板が多く、優れた耐震性や耐風性を発揮します。コンクリート型枠として使用されるコンパネと似ていますが、構造用合板は建築構造用として強度が証明させているものです。
野地板のメンテナンスには増し張りと張り替えがあるので紹介します。野地板のメンテナンスは大掛かりなので、信頼できる専門の業者に依頼がしたほうがいいでしょう。
野地板にバラ板が使われている場合、増し張りによって風や地震に対して強くなります。増し張りは既存のバラ板の上に構造用合板を重ねて固定する方法。
雨漏りによって野地板が腐食している場合には張り替えを行います。張り替えは、腐食している野地板を取り除き、新しい野地板を取り付ける方法です。
野地板の役割や種類、メンテナンスについて紹介しました。野地板は屋根には欠かせない部材で、雨漏りが発生すると傷みやすいので注意したほうがいいです。屋根のリフォームに興味がある方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。お問い合わせはメールまたは電話でお待ちしております。
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