遮熱塗料とは?どんな効果があるの?耐久年数やコストについて!
遮熱塗料には最新の素材を使っており、今注目されている塗料です。夏、屋根の表面温度は60度を超えるといわれます。遮熱塗料を塗った屋根は表面温度の上昇を抑制する働きがあります。遮熱塗料について紹介します。
遮熱塗料は日光に含まれる近赤外線を反射することができるので、屋根が受ける熱の影響を減らすことができます。遮熱塗料は、セラミック系と顔料系に分類できますが、大半はセラミック系で、中空ビーズ系塗料や真球ファインセラミック塗料があります。
中空ビーズ系塗料に使われている中空ビーズは、空気層がある多孔質セラミックのことです。大気圏の熱を断熱するためにスペースシャトルに採用された素材。
真球ファインセラミック塗料は優れた熱伝導率を発揮します。反射できなかった熱を放熱するため、屋根に熱が伝わりにくいです。
遮熱塗料のメリットは室内の温度上昇を抑制できることです。遮熱塗料を利用した屋根は通常の塗料を使った屋根と比較して、温度上昇を5度程度抑制することができます。このことで、室内で2度程度の体感温度が下がるといわれています。更に、輻射熱などによって発生するヒートアイランド現象も防止することが可能です。
遮熱塗料の耐久年数は15〜20年といわれ、人気のシリコン系塗料に比べて長いです。ただし、遮熱塗料の塗装費用は割高になっています。遮熱塗料はシリコン系塗料と比較すると3~4割程度塗装費用が高くなる傾向があります。ただし、耐久年数が10~12年のシリコン系塗料は、遮熱塗料の耐用年数より短いので、塗り替えなど長期的なランニングコストを考えれば、遮熱塗料を使うメリットは十分あります。
遮熱塗料は屋根の表面温度上昇を5度程度抑制することができ、室内では2度程度の体感温度が下がるといわれています。遮熱塗料の塗装は難しいので信頼できる専門の業者に依頼したほうがいいでしょう。屋根の塗り替えに興味がある方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。お問い合わせはメールまたは電話でお待ちしております。
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