銅板屋根の基礎的知識!メリット・デメリットについて
銅板屋根は日本の風土や気候に適しているとして古くから利用されてきた屋根材です。
銅板屋根は緑青による自然な色合いと重厚感が特徴的です。
和風住宅よりも洋風住宅を建てるようになった現代において、一般住宅の屋根に銅版が使用される機会は少なくなってしまいました。
とはいえ、深みのある和にこだわりを持って銅板を選ぶ人も中にはいます。
それと銅版屋根の場合、銅の厚さによって耐用年数が変わってくるのです。
銅版屋根は緑青が出て緑色に変色したら、それ以降は大きな変化もなくかなり長持ちします。
この原因としましては酸性雨が原因と言われています。
銅版屋根のメリットについて・耐久性・耐震性に優れている
・非常に軽い
・メンテナンスが不要
・柔軟性がある
・不燃材料なので耐火性に優れている
・和風建築にピッタリのデザイン
・防錆や耐候性を高めるための塗装が必要ない
銅版屋根のデメリットについて
・施工できる業者が少ない
・価格が高い(化粧スレートやガルバリウム銅版などの一般的な屋根材と比較すると、銅版屋根は2.5倍位の費用がかかります)
・酸性雨によって穴が空きやすい
・変色過程の見た目を気に入らない可能性も
・断熱性が低いために夏場が熱く、冬場が寒いために対策が必要になってきます
・雨音が気になる(防音性が低いため)
・防音材や断熱材の施工など弱点克服にかかるコストが高い
今回は
銅版屋根の基礎的知識・メリット・デメリットについてお話しました。
古くから奥の人に愛用されてきた銅版屋根ですが現代において洋風住宅を好む人が多くなったので、一般住宅の屋根材として使用されることが少なくなってしまいました。
ですがしっかり施工すれば100年以上持つとも言われているのでとても便利です。
基本的にはメンテナンスが不要でも長持ちするので魅力的です。
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