破風板は屋根のどこにある?メンテナンスは必要なの?
破風板(はふいた)と聞いてもピンとこない方は多いと思います。
破風板は切妻の屋根などにある妻(ケラバ)の先端に取り付ける板のことです。妻とは切妻の屋根で山形なっている部分。ここでは破風板について解説します。
破風板には、雨水が屋根に侵入しないようにしたり、火災の際に炎によってすぐに屋根裏が包まれないようにしたりする役割があります。このようなことから、昔は破風板の材料に木材を使っていましたが、現在では金属系のガルバリウム鋼板や窯業系のサイディングを使うことが多くなりました。
特に窯業系のサイディングは、優れた耐火性や耐久性を発揮するので人気があります。リフォームなどでは破風板の色はベージュやグレーを選ぶ方が多く、ホワイトを選ぶと汚れが目立つため、避けたほうがいいでしょう。
築20年以上の家には木材を使った破風板が使われていることが多く、厳しい環境に晒されることで傷んでいる可能性があるので注意が必要です。例えば、経年劣化によって塗装の剥がれてしまうこともあります。また、台風で強風を受けたり、積雪が落下したりする際に、破風板が破損してしまうこともあります。
傷んだ破風板を放置したままにしておくと、屋根に雨水が侵入して、屋根自体が腐食してしまう可能性があり危険です。このようなことにならないように、早めの修理をおすすします。破風板は屋根の一部で高い場所にあるので、修理は専門業者に任せたほうがいいでしょう。
破風板について紹介しました。破風板は屋根にはなくてならない重要な部材であるため、こまめにチェックして、傷んでいると感じたら、修理を検討したほうがいいでしょう。破風板を見ても良く分からない方は専門業者に点検してもらう方法もあります。破風板など屋根について心配事がございましたら、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。お問い合わせはメールまたは電話でお待ちしております。
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