屋根材の下に敷く『防水シート』の種類について紹介します
野地板の上に敷く防水シートは2種類あります。
『アスファルトルーフィング』と『改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)』の
2種類です。写真で使用されている物は改質アスファルトルーフィングになります。
屋根材の耐久性やお客様の予算に合わせて使い分けています。
今回は2種類のアスファルトルーフィングについて特徴をまとめていきます。
ルーフィングは雨水等の侵入を防ぐ為のものです。
雨水は通常、棟から軒先(上から下へ)へと流れていきます。
なのでルーフィングは逆に軒先から棟へ向かって(下から上へ)敷いていきます。
ルーフィングの重なりが水の流れと逆になってしまうと雨水が侵入してしまい
雨漏りの原因となるからです。
新築物件で2~3年で雨漏り等が起こる場合はルーフィングの施工に問題がある可能性が高いです。
・アルファルトルーフィング...厚紙や不織布にアスファルトをしみこませたシートの事を言います。
トタン屋根やスレート屋根では一般的にこちらの防水シートが使用されます。
価格は安くコストがあまりかかりません。
水を通さないので止水性には優れていますが透質性能が低く屋根の内部の湿気を
排出しづらくなっている。
・改質アスファルトルーフィング...天然アスファルトやポリマーなどを加えて作られているので
アスファルトルーフィングより耐久性や機能性が高くなえいます。
現在ではとても人気のあるガルバリウム鋼板の屋根の
防水シートととして使用されることが多いです。
耐久性、機能性が上がることで価格も高くなっています。
今回はアスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングについてお話ししました。
屋根材やご希望のご予算に合わせて選びましょう。
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