棟板金は災害で傷むことがある!雨漏りの原因になるの?
棟に被せる棟板金は、屋根にとって重要な部材の一つです。
棟とは屋根の頂点のことで、切妻造の屋根では大棟が1つ、寄棟造の屋根であれば大棟が1つ、隅棟が4つあります。棟の数と同じだけ、棟板金が必要になります。棟板金は災害などで傷むことがあるので紹介します。
棟板金を棟(屋根の頂点)に被せることで、雨や雪、衝撃から棟を守ることができます。中でも、雨水が侵入しやすい隅棟にはしっかり棟板金を施工しなければなりません。
棟板金にはガルバニウム鋼板がよく使われるようになりました。
ガルバニウム鋼板はアルミニウムや亜鉛、シリコンからなるアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことです。
ガルバニウム鋼板は安く耐久性が高い上、加工し易い特徴があります。
棟板金の施工は、棟に配置した貫板に釘を使って打ち付けます。貫板は通常では木材ですが、最近では樹脂が使われることがあり、腐食しないので重宝されています。
棟板金は、貫板に釘を使ってしっかり打ち付けてあるので、新築のうちは大きな災害でもない限り、まず問題はありません。ただ、経年劣化で釘が緩んで浮いた棟板金は、台風の風や雪によって、めくり上がったり、歪んでしまったりします。このことで、屋根に配置した
ルーフィング(防水紙)が露出します。
露出したルーフィングは日光にさらされて劣化し、穴が開くと雨漏りの原因になります。棟板金の状態は、ご自分ではなかなか確認できないので、台風などで強風が吹いた後に、専門業者に確認してもらうことをおすすめします。
棟板金について紹介しました。棟板金は屋根を守る重要な部材で、ガルバニウム鋼板が使われるようになって、耐久性は向上しています。ただ、経年劣化によって棟板金を固定する釘が緩んで浮いてしまうことは、よくあるので注意したほうがいいです。棟板金について心配事がございましたら、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。お問い合わせはメールまたは電話でお待ちしております。
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