屋根の軒天とは?重要な部分!修理が意外と多いで注意!
軒天(のきてん)と聞いてもどこの部分?と思われる方は多いと思います。軒天は外壁から外に飛び出た屋根の部分(軒)の裏です。よく鳥や蜂が巣を作る部分だとご説明するとなんとなく軒天が想像でできるかもしれません。軒天は屋根の内部などを守るために重要な部分なので解説します。
もしも、軒天が破損してしまうと、屋根の中に色々なものが侵入してダメージを与えてしまいます。例えば、何らかの理由で軒天に隙間ができてしまい、屋根の中に鳥が侵入することさえあるのです。また、火災の際でも、軒天がないと屋根の内部に炎が入り込んで、早期に屋根を焼きつくしてしまうことも十分あります。
このように軒天は動物や炎などから屋根を守る重要な役割があります。軒天の材料には優れた防火性能を発揮する窯業サイディングが使われることがあります。窯業サイディングは家の外壁材として使われることが多く、セメント質と繊維質の材料を使った板です。外壁材なので、屋根のリフォームの際には色々なデザインが選べます。
軒天は板状の窯業サイディングを何枚も貼り合わせて施工するため、継目があります。通常はこの継目があっても問題ありません。ただ、雨どいが破損することで、一部の継目に雨水がかかりやすくなると、そこから屋根の内部に雨水が入り込み、木を腐食させます。
また、軒天は、湿気などによりカビが発生しやすい部分でもあり、注意が必要です。軒天は外壁にように簡単に洗浄できる場所ではないので、修理やメンテナンスは専門業者に依頼したほうが安心です。
軒天について解説しました。あまり軒天について気にしている人は少ないとは思いますが、屋根にとってとても重要な部分なので、軒下からチェックしてみてください。カビが発生していたり、変色していたりしたら、何らかの問題があるかもしれません。軒天など屋根について心配事がございましたら、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。お問い合わせはメールまたは電話でお待ちしております。
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