高島市の方へ、かわらぶき技能士について!どんな資格なの?
瓦を屋根に配置することを瓦葺きといいます。
瓦葺きは高度な技術が必要な職人たちが担当することが多いです。
瓦葺きの技術を証明する国家資格・かわらぶき技能検定に合格したかわらぶき技能士がいるので紹介します。
瓦葺職人は、瓦葺を専門に行う職人です。
瓦は焼き物なので、高い精度に作り出す事は難しいといわれています。
そのため現場で加工しなければならないことが多く、瓦の素材について熟知していることが重要です。
中でも和瓦は優れた施工技術が必要なので、専門職人の腕の見せ所です。
瓦葺職人の中には、国家資格のかわらぶき技能検定に合格したかわらぶき技能士がいます。
かわらぶき技能士になるには、1級や2級、3級のかわらぶき技能検定に合格する必要があります。
かわらぶきについての知識や技術を習得している人に与えられる資格です。
3級を受験するためには、実務経験はいりませんが、2級は実務経験が2年以上、1級は7年以上の実務経験もしくは2級合格後2年以上の実務経験が必要です。
学科試験と実技試験があり、実技試験が学科試験のどちらかのみに合格した時は、次回以降は合格した方の試験が免除。
例えば、3級の学科試験の内容は、屋根をはじめ、施工法、材料、建築概要、製図、安全衛生となっています。
実技試験はかわらぶき作業(かわらぶきの段取り、かわらぶき、かわらぶき屋根の補修)です。
かわらぶき技能士について紹介しました。
職人の人材不足が問題となっている昨今では、若者にかわらぶきという仕事はあまり人気がありません。
しかし、かわらぶき職人は、現場では必要となっている人材です。
大昔から屋根材として親しまれてきた瓦は、現在でも人気があります。
そのため、後世へと瓦屋根を残していくためにもかわらぶき技能士を1人でも多く育成する必要があります。
高島市以外でも、瓦屋根に興味がある方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
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