大津市にあるモニエル瓦の雨漏り点検
大津市にあるモニエル瓦の住宅に住むお客様から「部屋が雨漏りしているので見に来てほしい」というお問合せをいただき、即時雨漏り点検を行うために伺ったので紹介します。
雨漏り点検の結果:雨漏りの可能性のある個所と瓦の割れを発見
調査を依頼されたお客様から小雨でも漏れるとのことだったので、丁度雨が降っていたので調査を行うのに絶妙なタイミングでした。 大津市にあるモニエル瓦の住宅の雨漏り調査をスタートしてすぐに、天井から30秒に1度ポツンと雫が落ちてくるのを発見しました。
天候の都合上、屋根にあがるのは危険と判断し翌日調査することをお客様とお話しました。
翌日、大津市にあるモニエル瓦の住宅に住むお客様の住宅に伺って、ドローンとハシゴを使って調査を行いました。
調査の結果、雨漏りしている可能性のある個所と瓦が割れていることを発覚しました。
更に、屋根自体も劣化がかなり進んでいるようでした。
1970~1980年代に人気があったモニエル瓦は、欧州で広く普及したコンクリートを素材にした屋根材です。
モニエル瓦はカラフルな屋根材で、洋風な住宅に仕上がるので、多くの方が選びました。
モニエル瓦は現在、日本の住宅では使われなくなりましたが、今回伺った住宅のようにまたまだ、モニエル瓦を使った住宅は残っています。
モニエル瓦は和瓦とは異なり、表面に塗料が塗ってあるので、塗料が劣化すると再塗装が必要になります。
ただ、モニエル瓦の表面には、脆弱なスラリー層があるため、再塗装は難しいと考えられています。
一方、雨漏り点検では、外壁も確認しましたが、チョーキング現象は見られず、8年前に外壁のみ塗装をしており、その際に屋根はそのままにしておいたそうです。 8年前に外壁の塗り替えを行った際に、屋根の雨漏り点検をしたら、もしかしたら、今回の雨漏りを防げたかもしれません。
外壁の塗装で足場を組んだと思いますが、その際に屋根の雨漏り点検をして修理した場合、外壁と屋根の作業を一緒に行うので、足場を組む費用が抑えられるメリットがあります。
大津市にあるモニエル瓦の住宅の雨漏り点検を詳しく行うと、
雪止め金具が全部割れているも発覚しました。
お客様の住宅は築40年ということで歩くだけでも割れそうなくらいモニエル瓦の劣化が進行していたため、セメント瓦からルーガへの葺き替えを提案しました。 私どもの点検結果と提案を聞いたお客様は、「雨漏れ原因がわかって安心したが、早く治したい」とおっしゃっておられました。
大津市にあるモニエル瓦の住宅に住むお客様と早急に修理することをお約束しました。
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