高島市にてフルハーネス(墜落制止用具)の特別教育を受けました
高島市にて屋根工事に欠かせない安全設備であるフルハーネスについて「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」を受講してきました。
みなさん、安全帯というものはご存知でしょうか?
高所作業において墜落による危険を防止するために、二次的な措置として
写真のような腰に装着する「安全帯」を措置する事が義務付けられています。
ちなみに高所とは・・・高さ2m以上の事をさします。
2018年6月より労働安全衛生施行令の改正によって、腰に装着する「安全帯」を「フルハーネス」に移行することが決まりました。
2019年2月1日から施行され順次切り替わってきています。
現在は猶予期間にあたり、2022年1月2日より「フルハーネス」装着の義務化が決まっています。
画像引用:株式会社 谷沢製作所
こちらが「フルハーネス」です。
従来の安全帯では墜落した際に腹部が圧迫されていましたが、フルハーネスは体全体に力を分散されるので圧迫感があまりありません。
屋根工事において、6寸勾配以上または滑りやすい材料であって、屋根作業用足場を設けることができない場合は装着する必要があることを改めて学びました。
また、スレート屋根上の作業時に歩み板を設置または撤去する作業の時も装着が必要です。
こちらの「タニザワ」というメーカーのフルハーネスを使って実技体験をします。
実際に「フルハーネスを装着し墜落したら、どのような体制になるのか」体感します。
フルハーネスを装着してぶら下がってみると、腰に装着する安全帯に比べて体にくる負担が軽減されたような気がしました。
万が一、墜落してしまった場合は20分以内に何らかの措置できるかが大きな課題となるそうです。
特に腿や股関節部が圧迫されることになるのでうっ血状態となり心臓や脳に血液がまわらなくなるのが一番の問題だそうです。
・法律により腰に装着する「安全帯」から「フルハーネス」に移行が義務付けられている。
・現在は移行期間であり、2022年1月2日から完全に義務化される。
・万が一、墜落した場合は20分以内に何らかの措置を取る必要がある。
街の屋根やさん びわ湖大橋店でも順次フルハーネスに移行する予定でおります。
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