高島市にて紐丸瓦が歪んでしまった屋根の現場調査について
明日から世間では10連休ですね、遠方にお出かけされる時は渋滞に気をつけていただければと思います。
そして、このブログは平成最後のブログとなります!
本日は高島市内にお住まいの方の屋根を点検に伺いましたのでそちらの様子を紹介致します。
こちらの2階建ての下屋付き屋根のお家です。
鬼瓦もあり、ご立派なお家ですね。
それではさっそく点検していきましょう。
こちらに2連梯子をかけさせていただきました。
地面が砂利敷きでしたので梯子が滑って怪我をする心配はなさそうですが気をつけて登っていきます。
屋根に登ると瓦は釉薬が塗られている陶器瓦でした。
「釉薬瓦」とも呼ばれていますが瓦の表面にガラス質の釉薬層が形成されおり、耐水性があり無釉薬瓦に比べて耐久性も高いといわれています。
なので雨で表面が濡れてしまうと勾配のあるガラスの上を歩くようなものでツルツルと滑ってしまい非常に危険です。
こちらが実際の屋根の写真です。
見ると紐丸瓦が歪んでいました。
「紐丸瓦」とは瓦の接合部分を覆うために「紐」と呼ばれる半円状の突起の付いた丸瓦のことを言います。
他の箇所を見てみるとこちらも同じように歪んでしまっていました。
下から見た写真です。
紐丸瓦が浮いているのがわかりますね。
その他、漆喰や棟自体には問題はありませんでした。
次に下屋の点検です。
こちらは問題となる箇所はありませんでした。
瓦の並びは綺麗は水平ラインが出ていますし、棟瓦や南蛮漆喰も欠けていたり割れたりもしていません。
そして雨樋の点検です。
集水器や軒樋・竪樋の全てに破損はなく、問題ありませんでした。
結果、2階部分の紐丸瓦が3箇所ずれてしまっている為、一旦取外してやり、下地をやり直して瓦を復旧させる工事をご提案させていただきました。
このように街の屋根やさんびわ湖大橋店は現場点検に伺い、それぞれに合った最適な工事をご提案させていただきます。
また、点検を行い問題がなければ包み隠さずお伝えしておりますご安心ください。
調査は随時無料で行っておりますので、お気軽にご連絡いただければと思います。
それでは次回は令和初のブログでお会いしましょう!
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