タスペーサーを使ったスレートの塗り替えは、高圧洗浄、下塗り、タスペーサーの挿入、中塗り・上塗りといった手順で行います。まず、屋根に付着したゴミや汚れ、傷んだ塗料を除去するために高圧洗浄を行い、乾燥させた後に下塗りを行います。
次に下塗りが完全に乾いた後に、スレートとスレートのすき間にタスペーサーを挿入し縁切りを行います。
下塗りが完全に乾かないうちにタスペーサーを挿入してしまうと、タスペーサーが傷んでしまうので注意が必要です。
最後に、中塗り・上塗りを行いしっかり乾燥させれば、塗り替えは完了です。
縁切りで使うタスペーサーの大きさは縦が40mm、横が50mm程度となっています。
材質はポリカーボネイトで、通常のプラスチックより強いです。
スレート屋根(80㎡)の場合、タスペーサーを800個程度使います。