耐震補強と断熱工事は高額になってしまいがちです。中古住宅を購入する際は、これらの機能が損なわれていないかをまずチェックする事が大切です。
どこをチェックするべきなのかをご紹介します。
■耐震性のチェックポイント
耐震性のポイントになるのが、1981年の新耐震基準以降に建てられたかどうかです。
しかし1981年以前でも、しっかりと耐震補強されている建物もあったり
1981年以降でもメンテナンス状態が悪いと腐食・シロアリの被害によって構造や
土台が劣化して耐震性が落ちている事もあります。
耐震性を見極めるには屋根・外壁・柱・梁などの構造部分、床下、壁の内側の筋交いのチェックが必要です。
■断熱性のチェックポイント
断熱性の大きなチェックポイントになることは、1999年に施工された次世代省エネ基準です。
これ以前の建物は、十分な断熱がされていない可能性が高くなっています。
中古住宅の断熱性を見極めるには、屋根裏・壁の内部・床下に断熱材が入っているかどうかや
窓の構造などチェックするようにしましょう。