住宅保険のうち、雨漏りに使えるのは火災保険になります。
火災保険には、自然災害による被害に適用される保険があります。
そのため雨漏りの原因が自然災害の場合、火災保険が適用される可能性があります。
雨漏りの被害が発生する自然災害は風災、雪災、雹災の3つがあります。
これらの自然災害によって雨漏りの被害にあった場合、火災保険が適用可能です。
ではそれぞれの被害について具体的な条件や例をご紹介します。
■風災
風災は台風や突風、竜巻といった強い風によって引き起こされる自然災害です。
強い風が原因で雨漏りが発生したとき、火災保険が適用可能です。
・強風や大雨で屋根や壁が破損して雨漏りが発生した
・強い風で瓦がずれてしまった
・強い風で屋根や壁の一部が変形した
■雪災
雪災は大雪や落雪、雪解け水といった雪によって引き起こされる自然災害です。
雪が原因で屋根の破損や雨漏りが発生した時、火災保険が適用可能です。
・大雪によって屋根が破損して夏に雨漏りが発生した
・別の建物からの落雪により屋根が破損した
・雪解け水が原因で雨漏りが発生した
■雹災
雹災は、雹によって引き起こされる自然災害です。
雹が原因で雨漏りが発生したとき、火災保険が適用可能です。
・雹が降ってきて屋根が破損したために雨漏りが発生した
・別の建物からの雹が落下して屋根や壁が破損したために雨漏りが発生した