ガルバリウム鋼板を使ったスレート屋根カバー工法の施工方法を草津市の皆様に紹介します。
① 屋根カバー工法では通常の工事と同じで、足場を組んでから、フェンスを張って、作業者の安全性や作業性を確保しつつ、周辺への影響を最小限に抑えます。
② 次に、屋根に上り、棟板金と貫板を撤去してから、雪止めがあれば撤去します。
撤去する建材はこれだけなので、建材の廃却費用を抑制できます
③ ルーフィングと呼ばれる防水紙を屋根に貼り付けていきます。
この時、ルーフィングは軒先から棟に向かって貼り付けていくことと、ルーフィングとルーフィングのつなぎ目は10cm程度重ねることで、雨水の侵入を防ぐことができるようになります。
④ ガルバリウム鋼板を配置した後、新しい棟板金と貫板を取り付けます。
樹脂製の貫板を配置することで、雨などで腐食することを防止できます。
貫板の両脇にスポンジを取り付けることで、雨水の侵入を防止できます。
棟板金は釘ではなく、SUSビスで固定することで、簡単に抜け出さないようにできます。
棟板金と棟板金のつなぎ目には、コーキング材を充填することで、雨の侵入を防ぐことが可能です。
この際、コーキング材を充填したくない場所は、事前にテープを貼って保護することが重要です。
以上で、ガルバリウム鋼板を使ったスレート屋根カバー工法の施工が完了です。
⑤ 通常の工事と同じで、最後に足場やフェンスを張って、掃除を行います。