大津市の皆様へ瓦固定義務化について

そして国交省が新築住宅の瓦固定義務化を2022年1月1日に施行することはご存じでしょうか?
瓦固定義務化よって、台風などが襲来した際に、瓦屋根の瓦を飛散したり、落下したりすることを防止するために、新築の住宅に限り、全瓦を固定することが義務になります。
ここでは大津市をはじめ、多くに皆様に向けて瓦固定義務化について紹介します。
瓦固定義務化が施行されるまでの経緯と今後のスケジュールについて
ここでは瓦固定義務化が施行されるまでの経緯と今後のスケジュールにについて、大津市をはじめ、多くに皆様に向けて紹介します。
2019年9月に襲来した台風15号よる甚大な屋根の被害を検証した結果を鑑み、屋根瓦等に対しての強風に対する対策を充実するために瓦固定義務化が施行されます。
10月13日までに改正案(告示)についての意見を受け付けた後、公布は12月上旬となっており、瓦固定義務化を2022年1月1日に施行する予定となっているため、大津市をはじめ、多くに皆様に知って欲しいです。
瓦固定義務化の内容について

引用:読売新聞
まず、大津市をはじめ、多くに皆様に向けて現行告示の基準と施行される瓦固定義務化について比較して紹介します。
例えば、現行告示の基準では、棟は1枚おきごとに銅線や鉄線、くぎなどで固定することよって、飛散したり、落下したりしないように屋根を葺きますが、改正案(瓦固定義務化)では全ての瓦を固定することになります。
同様に、現行告示の基準では外周(軒など)から2枚目までを1枚ごとに、銅線や鉄線、くぎなどで固定していますが、改正案(瓦固定義務化)では全ての瓦を固定することになります。
更に、瓦固定義務化が施工されると、「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」(全日本瓦工事業連盟などが作成)が定めた工法に準拠した方法による緊結が求められるようになるので、大津市をはじめ、多くに皆様に知って頂きたいです。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」の瓦の葺き方について
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」ができる前の瓦の葺き方とガイドライン工法に準じた瓦の葺き方を比較して違いについて大津市をはじめ、多くに皆様に向けて紹介します。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」ができる前の瓦の葺き方について

瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」ができる前に、よく行われきた瓦の葺き方は引っ掛け桟瓦葺工法で、乾式工法とも呼ばれます。
引っ掛け桟瓦葺工法では、瓦を細くて小さい桟木(さんぎ)に引っ掛けて固定します。
一方、いわゆる土葺き屋根は屋根に敷いて瓦を留める湿式工法です。
瓦屋根の頂点に配置する棟瓦は土や漆喰などを使って積み上げられる湿式工法を用います。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」ができる前は、紹介したような引っ掛け桟瓦葺工法(乾式工法)や、土や漆喰などを使って積み上げられる湿式工法があり、大津市をはじめ、多くに皆様に向けて紹介しました。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」の瓦の葺き方について

棟積み直し(湿式工法)
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」は、阪神大震災の被災を鑑みた瓦の葺き方となっています。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」に準じて屋根工事を行うと、従来の瓦屋根工事と比較して、2~3割程度、施工費用が高額になるといわれておりますが、従来と同様の引っ掛け桟瓦葺工法による施工が基本です。
ただ、引っ掛け桟瓦葺工法による瓦の葺き方は、従来4枚の瓦を1本の釘を使って瓦を桟木に固定してしました。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」では、2枚の瓦1枚につき1本の釘を使って固定するのが最低基準となり、全数緊結が推奨されています。
全数緊結では1枚の瓦につき1本の釘を使い固定します。
地域によって、基準風速や地表面区分が定められており、瓦の葺き方に基準が設けられるようになりました。
例えば、瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」では、高い山々や周辺に風を遮るものが無く、強風が吹き荒れる地域の住宅にはより厳しい施工方法が要求されているため、大津市をはじめ、多くに皆様にご理解頂きたいです。
現存する瓦屋根でも、棟瓦だけは伝統的な湿式工法を採用している住宅が多いです。
しかし、瓦を固定する力が弱い湿式工法を用いた棟瓦は、大きな地震で揺れたり、台風が襲来したりするたびに、倒れてしまうなどの被害が発生しています。
こういった現状を鑑み、瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」では棟瓦の施工は乾式工法が推奨されています。
棟瓦の施工で用いる乾式工法では、漆喰は使わないで、ビニール製のシートでできている乾式面戸が使われています。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」では軽量化した棟瓦を使い、漆喰を使わないので漆喰の詰め直しなどのメンテナンスが不要となりましたので、大津市をはじめ、多くに皆様に知って欲しいです。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」の防災瓦について

瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」で防災瓦を前提に定められているので、大津市をはじめ、多くに皆様に向けて紹介します。
防災瓦は、1枚1枚の瓦にアームがあり、連結できるようになっているため、強風で飛ばされにくく、優れた耐風性を発揮するもので、瓦固定義務化にはぴったりです。
これまでは瓦は桟木(木材)の上に配置したり、釘を使って打ち付けたりしました。
防災瓦は釘を使って打ち付けるだけではく、瓦同士がアーム連結することで、補強します。
防災瓦の中でも、オーバーラップロック方式を採用した瓦があります。
オーバーラップロック方式は、引っ掛けるアームを穴に入れ込む仕組みになっているため、大きな地震で揺れたり、台風よって強雨で煽られたりしても、飛び散りにくい瓦となっています。
最近では、軽量防災瓦とよばれるものがあり、従来の瓦と比較して1~3割程度軽く、建物の耐震性の向上に寄与しています。
中でも、新東株式会社のセラムFシリーズは、1平米あたり42kgの軽量防災瓦です。
セラムFシリーズは、自社規格のS-PROを採用しており、優れた耐風性能や雨水の対策を発揮します。
オーバーラップロック方式を採用しており、瓦と瓦の接続部からの雨漏りを抑制できるようになっており、瓦固定義務化にぴったりです。
デザインのラインナップも豊富で、住宅のイメージに合わせて選ぶことも可能です。
紹介したセラムFシリーズには、CERAMーF1、CERAMーF2、CERAMーF3、CERAMーF FLAT、CERAMーFSなどがあります。
三州野安株式会社のセラフラットⅢは、戸建て住宅で使う瓦の中でも人気の軽量防災瓦です。
1平米あたりの重さは43.2kgで軽く、オーバーラップブロック方式を採用しているので、防災性の高い瓦となっており、瓦固定義務化におすすめ。
株式会社鶴弥 サンレイは独自規格のアーム(スーパートライ110)によって瓦を押さえ込むことができる軽量防災瓦です。
瓦1枚の重さが2.9kgなので、平均的な三州瓦のF型と比較しても20%程度軽量化されています。
1平米あたり34.8kgしかないサンレイは瓦の中でも軽い瓦として人気があり、瓦固定義務化にぴったりです。
紹介したように瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」では、防災瓦を前提に定められているため、様々なメーカーから色々な防災瓦が登場していることを、大津市をはじめ、多くに皆様に知って欲しいです。
まとめ

瓦固定義務化よって新築の住宅に限り、全瓦を固定することが義務になることを大津市をはじめ、多くに皆様に向けて紹介しました。
そして政府が現在検討している既存の屋根の瓦固定義務化の支援金も現実となれば大津市の皆さんの屋根も工事を検討されてはいかがでしょうか?
大津市にお住まいの方の中で屋根に心配事がある方・瓦固定が気になる方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
瓦固定義務化の施行スケジュールは、10月13日までに改正案(告示)についての意見を受け付けた後、公布は12月上旬となっており、瓦固定義務化を2022年1月1日に施行する予定となっています。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」は、阪神大震災の被災を鑑みての瓦の葺き方となっており、従来の瓦屋根工事と比較して、2~3割程度、施工費用が高額になるといわれております。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」では、従来と同様の引っ掛け桟瓦葺工法による施工が基本で、2枚の瓦1枚につき1本の釘を使って固定するのが最低基準となり、1枚の瓦につき1本の釘を使い固定する全数緊結が推奨されています。
瓦固定義務化で求められる「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」では、棟瓦は乾式工法が推奨されており、漆喰は使わないで、ビニール製のシートでできている乾式面戸を使います。
そして政府が現在検討している既存の屋根の瓦固定義務化の支援金も現実となれば大津市の皆さんの屋根も工事を検討されてはいかがでしょうか?
大津市にお住まいの方の中で屋根に心配事がある方・瓦固定が気になる方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
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街の屋根やさんびわ湖大橋店

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