伸縮性が高いウレタン塗料は、耐用年数は8〜10年と短いですが価格は安く、ニッペ・ファインUVベストなどがあります。
シリコン塗料は耐用年数と価格においてバランスがよく、屋根の塗り替えでは主流となっている塗料で、ニッペ・ファインシリコンベストなどがあります。
フッ素塗料は耐用年数が15〜20年もあり、汚れに対しても強い塗料です。
海の近かったり日当たりが良かったりする家におすすめで、関西ペイント・スーパーフッソルーフペイントなどがあります。
石やガラスなど無機物を使った無機塗料は高価ですが、耐用年数が20〜25年と長く、経年劣化しにくいメリットがあります。
無機塗料にはアステックペイントジャパン・スーパーシャネツサーモシリーズなどがあります。
遮熱塗料は屋根の熱吸収を抑制し、室内の温度上昇を抑えられる塗料ですが、冬の寒さを抑制することはできないです。
断熱塗料は、暑さと寒さを抑制できる塗料で、室内の温度の変化を抑えられる塗料です。
汚れが落ちやすい光触媒塗料は、光によって汚れが剥離しやすい状態になり、雨で洗い流せる塗料となっています。
紹介した塗料の中には油性と水性があります。
油性は臭いがありますが、耐用年数が長い塗料が多いです。
屋根の場合、高い位置にあるため、臭いに関してはあまり影響がないので、耐久性が高い油性を使うことが多いです。
水性は水を使っているので臭いが少ない塗料です。
ただ、屋根材によっては水性が使えない場合があるので、専門業者に相談しましょう。