大津市の皆さまへ スレート屋根のリフォーム工事で選ぶべき屋根材とは?
大津市の皆さまをはじめ、多くの方からリフォーム工事についてお問い合わせがあります。
スレート屋根は定期的に塗り替えとしても、いずれは経年劣化により大掛かりなリフォーム工事が必要になります。
ここではスレート屋根のリフォーム工事中でも、カバー工法を行った場合に選ぶべき屋根材について紹介します。
スレート屋根のリフォーム工事で選ぶべき屋根材のポイントについて
老朽化したスレート屋根をカバー工法によってリフォームしようと考えている方は多いと思います。
カバー工法とは、老朽化したスレート屋根の上から新しい屋根材などを被せるリフォーム工事です。
リフォームの技術的なことは専門業者に任せるとしても、新しい屋根材を決める際に迷うことはあります。
具体的には既存のスレートの上に金属製の屋根材やアスファルトシングルを被せることが可能です。紹介したように選択肢が多い分迷う訳ですが、選ぶ際のポイントとして挙げられるのが、屋根材の重量です。
屋根は軽ければ軽い程、住宅の耐震性が向上するので、大きな地震が発生した際も安心です。
スレート屋根の重さは、1㎡あたり20kg程度となっており、カバー工法で被せる屋根材を金属製の屋根材にすると1㎡あたり5kg程度、アスファルトシングルにすると1㎡あたり20kg程度増加します。
このことより、カバー工法では、金属製の屋根材を選ぶことで、アスファルトシングルより軽い屋根に仕上げることができます。
ガルバリウム鋼板やSGLといった金属の屋根材について
住宅の耐震性を重視する方であれば、ガルバリウム鋼板、SGLといった金属の屋根材がおすすめです。 ガルバリウム鋼板はアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことです。
ガルバリウム鋼板は優れた防食性を発揮する屋根材となったおり、外壁や屋根、雨樋、ベランダに使用する建築資材として使われています。
ガルバリウム鋼板はコストパフォーマンスも高く、25~30年といった長い耐用年数も魅力となっています。
SGL(スーパーガルバリウム)は、ガルバリウムにマグネシウムを添加した屋根材となっています。
SGLはガルバリウムと比べて、3倍以上の耐食性を発揮する素晴らしい屋根材。
アスファルトシングルは、日本ではあまり馴染みがない屋根材ですが、アメリカで誕生し、100年以上も前から使われ続け、海外では広く普及した屋根材です。
アスファルトシングルは、ガラス繊維にアスファルトを含浸・コーティングしたものです。
細かい砂粒が圧着コーティングされており、金属製の屋根材に比べて雨音を軽減することが可能です。
柔らかく、柔軟性に富んでいるため加工が簡単な上、割れることはまずありません。
アスファルトシングルはスレートのように屋根に釘で打ち付けて固定するのではなく、貼り付けて固定するため釘穴から雨水が侵入することはありません。
ただ、アスファルトシングルはルーフィングとの接着をしっかり行わないと、短期間で剥がれてしまうので、作業者の技術に左右されることがあります。
スレート屋根のリフォーム前
スレート屋根のリフォーム後
スレート屋根のリフォーム工事で行われるカバー工法では、金属製の屋根材を選ぶことで、アスファルトシングルより軽い屋根に仕上げることができます。
住宅の耐震性を重視するのであれば、ガルバリウム鋼板、SGLといった金属の屋根材がおすすめです。
アスファルトシングルは屋根に貼り付けて固定するため、釘穴から雨水が侵入することはありません。
アスファルトシングルは接着をしっかり行わないと、短期間で剥がれてしまうことがあります。
屋根のリフォーム工事では、技術的なことは専門業者に任せるとしても、アスファルトシングルやガルバリウム鋼板、SGLといった新しい屋根材を使うことで、住宅のイメージは一新し、耐震性も維持することが可能です。
屋根で心配事がある方は街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。
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