様々な屋根材がある中で、瓦を選ぶメリットについてお話ししますが
まずは高い耐久性、断熱性能、デザイン性能の3つが良く聞くメリットとなります。
今回はその中の耐久性についてです。まず瓦はどのような仕組みで作られているのか知っていますか??
瓦は大きく分けてセメント瓦と粘土系瓦の2つがあります。
■セメント瓦の特徴について
セメントと砂を主原料として、加圧形式し乾燥させた瓦です。
様々なメーカーが機能性の高い瓦を開発していて、従来のセメント瓦に比べて
耐久性能や防水性能が高くなりました。
粘土系瓦と比べてセメント瓦は安価で、寒暖の影響をあまり受けにくいとされていますが
塗膜が劣化しやすいので、定期的なメンテナンスが必要になります。
■粘土系瓦の特徴について
粘土瓦には釉薬が塗られている釉薬瓦、塩焼瓦と釉薬が塗られていない素焼き瓦、いぶし瓦
があります。一般的に日本瓦と言われているのはこの粘土瓦の事を言います。
セメント瓦と比べると耐久性や防水性能が高く、高額になります。
瓦はガラス質で覆われているものとそうでないものがあります。
釉薬を瓦に塗り乾燥させる事でガラス質の薄い膜となります。
この薄いガラス質の膜ができることで、瓦に雨水が染み込み事を防ぎます。
釉薬が塗られることで、防水性能が高くなり長持ちします。