スペイン瓦とは?紅葉みたいな鮮やかな瓦!
スペイン瓦についてご存じでしょうか?
スペイン瓦は一つとして同じ色がなく、まるで紅葉みたいな鮮やかな色で屋根を彩ります。名前から分かるようにスペインの産の瓦を
スペイン瓦と呼びます。ここではスペイン瓦について紹介します。
スペイン瓦は一つとして同じ色がない理由は、粘土の色をそのまま使っているためです。素朴な素焼きの温かさがあり、建築した後、色が段々変化していくので飽きることがないです。更に、スペイン瓦の表情は、晴れ、雨、曇りの日で変わるので、家を眺める楽しみが増えます。
スペインの住宅は、屋根などを修理しながら親から子、孫に受け継がれていきます。そのため、苔が生え始めている瓦があったり、手間が加わったりすることで、美しい屋根に変化していきます。スペイン瓦の色ムラは、苔が生えた瓦の色を再現したものだといわれています。
スペイン瓦はきめが細かい粘土を使用しているため、水分の浸透が少ないです。このため、瓦に浸透した水分が凍結や融解を繰り返すことでひび割れが発生する凍害が少ないです。
一般的に瓦には水が表面から裏に伝って浸入することを防止する立ち上がりが配置されています。スペイン瓦はこの水返しの高さが15mmもあり、雨がよく降る地域の住宅や緩やかな勾配の屋根に対応します。
また、スペイン瓦には雨水が野地に侵入することを防ぐ凸部、雨水を排水する凹部がしっかり設けられているため、雨漏りがしにくいといわれています。このようにスペイン瓦は、美しい見た目ばかりではなく、しっかりした機能があるので安心です。
スペイン産の瓦が日本の住宅に使われるようになったのは大正時代だといわれ、歴史があります。モダンなイメージが受けて人気となりました。現在でもスペイン瓦の美しさを楽しむ人はいます。瓦屋根に興味がある方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。お問い合わせはメールまたは電話でお待ちしております。
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