●1階に壁が少ない建物か●2000年以前に建てられたか
●これまでに大きな災害の有無
●老朽化した建物か
●傷んだ箇所の有無
●増築の有無
●大きな吹抜けの有無
●2階外壁の直下に1階の内壁・外壁がない
●建物の平面がLの字・Tの字など複雑な平面
●1階外壁の東西南北の各面のうち、壁が全くない面がある
●基礎は鉄筋コンクリートの布基礎ではない
●屋根材に重たい物を使用している
以上の項目のうち、8項目以上当てはまる場合は、倒壊する恐れのある住宅のため
早急に業者に依頼して耐震診断を行う事をオススメします。
項目の中に2000年以前に建てられた家かどうかという項目がありますが
1981年に建築基準法が改正され、耐震基準が強化されました。
震度7を記録した阪神淡路大震災で、1980年以前に建てられた住宅は倒壊するなどの
大きな被害を受けましたが、それ以降に建てられた住宅は比較的被害が少なかったとされています。
老朽化している建物かどうかは、築年数が古いかどうかだけでなく
白アリなどの被害や土台や柱の腐食、雨漏りが起こっているなど住宅を支える部分に
不具合が発生しているので構造上、倒れる心配がないかも調査が必要です。