■確実に雨漏りをストップしたい場合
①屋根の葺き替え、葺き直し工事
建ててから20~30年経過している建物で雨漏りを100%止めたいという方には
一番のオススメ方法です。
一度、既存の屋根を撤去し新しい屋根に変えます。
②カバー工法
スレート系の屋根の上に防水シートを敷き新しい屋根材を被せていきます。
ほとんんどがガルバリウム鋼板が使用されており、スタイリッシュな仕上がりになります。
こちらも防水層を新しくしているので、正しい施工をすれば100%雨漏りを
防ぐ箏ができるでしょう。
しかしカバー工法は簡単な工法ではないので、きちんとした職人にお願いしないと
数年で雨漏りし、一度すべて撤去し葺き直しをしなければならないなんていう事例も
実際にはあります。
カバー工法を検討する場合は実績のある業者に依頼しましょう。
■確実に雨漏りが止まるわけではない工事
①部分的な補修工事
雨漏りの補修工事では実際のところ部分的な補修工事が1番多い工事です。
補修工事が部分的に下地を取り替え、防水シートを取り替えたりなどの補修を行います。
また棟部分の部分的な取り直しや板金の補修工事などもです。
棟からの雨漏れの場合は補修工事で十分止る可能性は高いです。
防水シートが劣化している場合はもし雨漏れが止まったとしても
他の部分は防水シートが古いままですので他の部分からまた雨漏りが発生します。
②コーキング補修工事
また、場合によってはコーキング補修のみを行う場合もあります。
外壁からの雨漏り補修はコーキングの打ち直しや増し打ちで止まる事がほとんどですが
屋根の場合はオススメできません。場合によって更に雨漏りを加速させてしまう事もあります。