粗悪な工事によって、前よりも悪い状態になってしまったケースもあります。
災害後は不安な気持ちでいるので、悪徳業者はそれに付け込んできます。
耐震工事は費用が高額になりがちなので、きちんと専門家による診断を受けてから考えましょう。
■耐震補強リフォームをすると言い部分的に基礎を固めて壁を増設したが
のちに専門家に見てもらったら工事のせいでバランスが崩れ危険な状態になっていた。
■耐震補強リフォームをすると言い基礎周辺をコンクリートで固めたが
床下の通風が悪くなって土台が腐ってしまった。
■電気配線に問題があると言われ工事をしたのに、スイッチとコンセントプレートが
設置されていただけだった。
■配管は全て新しくすると言っていたのに、古い配管に新しい水栓金具がつなぎこんであるだけで
つなぎが悪くて水漏れするようになった。
■外壁塗装を行ったが、薄めた塗料で粗悪な工事をされたせいで数年後に変色してしまった。
■雨漏り防止として屋根の隙間に漆喰を詰められたが、詰める場所が悪く
今までは雨漏りしていなかったのに、雨漏りするようになった。