老朽化したスレート屋根をカバー工法によってリフォームしようと考えている方は多いと思います。
カバー工法とは、老朽化したスレート屋根の上から新しい屋根材などを被せるリフォーム工事です。
リフォームの技術的なことは専門業者に任せるとしても、新しい屋根材を決める際に迷うことはあります。
具体的には既存のスレートの上に金属製の屋根材やアスファルトシングルを被せることが可能です。紹介したように選択肢が多い分迷う訳ですが、選ぶ際のポイントとして挙げられるのが、屋根材の重量です。
屋根は軽ければ軽い程、住宅の耐震性が向上するので、大きな地震が発生した際も安心です。
スレート屋根の重さは、1㎡あたり20kg程度となっており、カバー工法で被せる屋根材を金属製の屋根材にすると1㎡あたり5kg程度、アスファルトシングルにすると1㎡あたり20kg程度増加します。
このことより、カバー工法では、金属製の屋根材を選ぶことで、アスファルトシングルより軽い屋根に仕上げることができます。