■棟瓦が歪んでいる屋根の頂上にあたる棟瓦は一番高い場所にあるため、地震などで歪みやすくなっています。
棟瓦がまっすぐになってるかを確認してみてください。もし歪んでいれば棟取り直しなどの
工事が必要になります。
■瓦が割れている、かけている
瓦は耐久性が高いので、多少の衝撃ではびくともしませんしかし強風時の飛来物がぶつかると
さすがの瓦も割れてしまいます。割れてしまった瓦は動きやすく他の瓦に干渉してしまう事で
割れを誘発する事もあります。台風の後などには瓦が割れていないかチェックしましょう。
■瓦がずれている、外れている
瓦はしっかりと固定されていますが、地震などによってずれてしまう事があります。
もし瓦がずれたままになっていると動いてしまい他の瓦に干渉してしまいます。
そこから瓦がどんどん割れていくことになるので、瓦がずれている場合は正常な位置に
戻さなくてはなりません。
■漆喰が剥がれている
棟瓦は漆喰によって固定されています。しかし漆喰も劣化してしまうため棟瓦の固定が緩く
なってきます。その結果、棟瓦がずれたり落下したりすると危険性が高くなるのです。
まずはお庭やベランダに漆喰の欠片が落ちていないか確認してください。
■銅線が緩んでいる、切れている
瓦は銅線によってもしっかりと固定されています。しかし銅線も緩んでしまう事があり
固定が緩くなります。銅線に緩みがないか確認しましょう。
■防水紙に穴が開いている
瓦屋根の場合、雨水が瓦の裏側に入ってしまいます。これは構造上、仕方のないことなのんで
瓦の下の防水紙によって家内への浸水を防いでいます。
この防水紙に穴が開いていると雨漏りの原因となります。
瓦を持ち上げてみて、防水紙の穴が開いていないか確認しましょう。