屋根瓦の種類について
・粘土瓦
粘土瓦は粘土を瓦の形にして焼き上げた昔からある瓦です。
瓦の形にして釉薬に塗って焼き上げた瓦を陶器瓦といい、釉薬を使わずに蒸し焼きにした瓦をいぶし瓦と言います。
瓦の中でも最も耐久性が高く、ガラス質の釉薬で塗装されている陶器瓦は雨などの水分にとても強く、強い衝撃を与えなければ半永久的に使うことが出来ます。
・スレート瓦
スレート瓦はセメントと繊維が混ぜられた素材で作られており、粘土瓦よりも軽量で且つ安価です。
ですが約10年に1度は表面を塗り直す必要があります。
・セメント瓦
セメント瓦はほとんどがセメントで作られている瓦となっています。
スレート瓦と比較してみると厚さも重量もあり、粘土瓦と同じように屋根との間に空気層が出来ます。
なので暑さに強く、結露を防止することだって可能です。