縁切りの重要性について
一時、縁切りはカラーベスト葺き屋根の塗り替えの際に、塗料をしっかりと塗り込めば塗り込むほど雨漏りの原因となってしまう現象が起きました。
その解決策として考案されたものが「縁切り」というものです。
以前まではカッターナイフによって上下のコロニアルの重なり部分の塗料に切れ込み入れるといった方法が行われていました。
しかし最近ではそれでは雨水の排水には不十分なので、スペーサーを差し込む方法が用いられるようになりました。
スペーサとは塗替え前にカラーベストの重なり部分に挿入して、縁切りのためのスペースを確保するためのものです。
カラーベスト塗装のポイントについて
カラーベストの塗装を行う際にとても重要になってくるポイントとして3つあります。
まず1つ目は高圧洗浄を行うことです。
高圧洗浄を行うことによって、汚れや苔を洗い落とすことが出来ます。
そして2つ目は上記でもお話した縁切りを行うことです。
カラーベスト葺き屋根の塗替えを行う際には必ず縁切りをする必要があります。
3つ目は適切な塗膜厚で塗装を行うことです。
どんなに優れている塗料を使っても塗膜厚が適切でなければ、耐久性が低下してしまいます。